レクサスRXの7人乗りを検討している方は、新車や中古車市場でどんな選択肢があるのか気になっているのではないでしょうか。
この記事では、過去に販売されていたRX450hLや、7人乗りの新型モデルとして注目される新型TXについて詳しく解説します。
7人乗りSUVをお探しの方に向け、購入時のポイントや現状の市場情報をわかりやすくお届けします。
- レクサス RX 7人乗りのモデルが過去に存在したことや現行モデルの状況
- RX450hLや新型TXの特徴や性能の違い
- 7人乗りのSUVを選ぶ際の中古車市場の選び方や注意点
- レクサスの他の7人乗り車種や選択肢の比較
レクサス RX 7人乗りの魅力と選択肢
- レクサスRXの7人乗りモデルとは?
- RX450hLの特徴と性能を解説
- RX450hLの最新モデルは?
- レクサスRXの7人乗り新型モデルはあるのか?
- 7人乗りの中古車を探すポイント
レクサスRXの7人乗りモデルとは?
レクサスRXの7人乗りモデルは、2017年12月に発売された「RX450hL」がその代表例です。このモデルは、従来のRXシリーズが持つ高級感や快適性をそのままに、7人乗りという新たなニーズに応えるために開発されました。最大の特徴は、3列シートを備えていることです。これにより、家族旅行やグループでの移動といった多人数での利用シーンでも快適さを提供します。
RX450hLの開発では、車両の全長を110mm延長し、3列目シートを追加することで、多人数乗車に対応しました。ただし、3列目シートは主に短距離の利用や子ども向けの仕様となっており、広さや快適性は前列に比べると制限があります。それでも、5人乗りでは実現できなかった用途を可能にした点で、大きな利便性を提供しています。
現在のRXシリーズの新車ラインナップには7人乗りモデルが存在しないため、RX450hLを検討する場合は中古車市場で探すことが必要です。この点を踏まえ、自分の用途に合わせた選択をすることが重要です。
RX450hLの特徴と性能を解説
RX450hLは、レクサスRXシリーズのラグジュアリーな要素に加え、7人乗りとしての実用性を兼ね備えた特別なモデルです。パワートレインには、3.5L V6エンジンと電気モーターを組み合わせたハイブリッドシステムを採用しています。このシステムは、力強い走行性能と優れた燃費性能を両立し、環境への配慮も兼ね備えています。静粛性に優れた車内環境も特徴で、高級SUVとしてのドライブ体験をさらに高めています。
車内空間の設計にも工夫が施されています。全長を延長したことで、3列目シートを追加し、最大7人まで乗車可能となりました。3列目シートは使わないときには床下にフラットに格納することができ、荷物を多く積むことも可能です。これにより、乗車人数や用途に応じた柔軟な使い方が可能になります。
安全性能も充実しており、レクサスの安全技術「Lexus Safety System+」を標準装備しています。これには衝突回避支援や車線維持支援機能などが含まれており、長距離ドライブや都市部での運転をより安心して行うことができます。
RX450hLの最新モデルは?
RX450hLは、レクサス初の7人乗りSUVとして2017年12月に登場し、その後2021年7月に最終モデルが発売されました。現行のレクサスRXシリーズではこのモデルがラインナップから外れているため、新車としての購入はすでに不可能で、現在市場に出回っているRX450hLはすべて中古車となっています。
RX450hLは、ボディタイプがSUV・クロカンであり、レクサスRXシリーズをベースに車両の全長を5000mmまで拡大し、3列シートを搭載した点が大きな特徴です。この車両は6名乗車仕様で設計されており、ファミリーや多人数での利用に適しています。室内の寸法は、長さ2630mm、幅1590mm、高さ1200mmと広く、3列目シートも一定の快適性が確保されています。さらに、シートを折りたたむことで、広大な荷室スペースを作り出すことが可能です。
パワートレインにはハイブリッドシステムを採用しており、6AA-GYL26W型式のエンジンを搭載しています。このシステムにより、滑らかな加速と優れた燃費性能を両立しています。車両重量は2230kgと重厚ですが、その分走行安定性に優れており、快適なドライビング体験を提供します。燃費についても歴代モデルの中で一定の評価を受けており、環境性能も高水準です。
RX450hLは新車価格が7,960,000円で販売されていましたが、中古車市場ではモデルの状態や走行距離に応じて価格が変動します。中古車を購入する際には、特に車両の整備記録やシートの使用状況、走行距離に注意することが重要です。
現在の中古車市場では、RX450hLはその広い空間や高級感、信頼性から依然として高い人気を誇っています。一方で、安全技術や燃費性能において最新モデルと比較して劣る部分がある点を考慮する必要があります。それでも、レクサスらしいデザインと快適性を持つRX450hLは、多人数での移動を想定したユーザーにとって非常に魅力的な選択肢となるでしょう。
レクサスRXの7人乗り新型モデルはあるのか?
現在のレクサスRXの新型ラインナップには、7人乗りモデルは存在しません。2023年にモデルチェンジした現行のRXシリーズは、ラグジュアリーSUVとしてのスタイルや性能を進化させていますが、3列シートを備えたモデルはラインナップに含まれていません。そのため、7人乗りを希望する場合は、過去に発売されたRX450hLを中古車市場で探す必要があります。
新型の7人乗りSUVとしては、レクサスの「TX」が注目されています。TXは3列シートを標準装備し、7人乗りの需要に特化した設計となっています。このモデルは、広い車内空間や最新の安全技術、高性能なパワートレインを備えており、家族や多人数での移動を快適にすることを目指しています。
RXシリーズの新型には7人乗りがない一方で、TXがその役割を補完していると考えられます。これにより、用途や好みに合わせてRX450hLの中古車、またはTXの新車を選ぶ選択肢が広がります。用途や予算に応じて、それぞれのモデルの特徴を比較検討することが大切です。
7人乗りの中古車を探すポイント
7人乗りの中古車を探す際には、いくつかの重要なポイントを押さえることで、満足度の高い車選びが可能になります。特に、レクサスRX450hLのような高級SUVでは、車両の状態や購入後の維持コストについて細かく確認することが求められます。
まず最初に注目したいのは、車両の走行距離です。一般的に、走行距離が少ない車はエンジンや足回りの劣化が少なく、より良い状態である可能性が高いです。ただし、走行距離が少ないからといって無条件に良い選択肢とは言えません。定期的なメンテナンスが行われているかどうかを確認することも重要です。整備記録簿がしっかりと残されている車を選ぶと安心です。
次に、3列シートの状態も確認すべきポイントです。RX450hLの3列目シートは使用頻度が低い場合が多いですが、その分、長期間使用されないことで劣化が進んでいる可能性もあります。シートの可動部分や座り心地、シートベルトの状態をチェックしましょう。また、シートを倒した際の荷室スペースの使い勝手も実際に試してみると良いでしょう。
さらに、車両の価格だけでなく、維持費についても考慮する必要があります。高級SUVは修理費用や保険料が高くなることが多いため、購入前に年間でかかるコストを見積もることが大切です。また、中古車保証の有無や内容についても確認し、購入後のトラブルに備えることをおすすめします。
最後に、信頼できる中古車販売店を選ぶことが成功の鍵となります。実績のある店舗や公式ディーラーでの購入を検討することで、安心感を得られるでしょう。
レクサス RX 7人乗りと新型TXの比較
- 新型TXの概要と7人乗りの特徴
- RX450hLと新型TXの違いを比較
- 7人乗りを選ぶ際の注意点と選び方
- レクサスの7人乗り車購入の選択肢まとめ
新型TXの概要と7人乗りの特徴
新型TXは、レクサスが2023年6月に北米市場専用モデルとして発表した最新の3列シートSUVです。このモデルは、レクサスのSUVラインアップにおける重要な選択肢として設計され、特に家族や多人数乗車のニーズに対応することを目的としています。広々とした車内空間と先進技術の採用が大きな特徴で、全ての乗員に快適な移動体験を提供します。
この車両は、2.4Lターボハイブリッド(HEV)や3.5L V6プラグインハイブリッド(PHEV)といった複数のパワートレインを搭載。これにより、優れた燃費性能とパワフルな走行性能を両立しています。また、四輪駆動力を最適に制御するDIRECT4システムが採用されており、安定感のある走行を実現しています。
さらに、新型TXのデザインは「ユニファイドスピンドル」と呼ばれる新しいフロントフェイスを採用しており、空力性能と美しさを兼ね備えています。車内には大人が快適に座れる3列目シートと、必要に応じて調整可能な荷室スペースが用意されており、レジャーや家族旅行に最適な仕様です。ただし、日本では未発売のため、購入を検討する場合は輸入に伴うコストやサポート体制の確認が必要です。
RX450hLと新型TXの違いを比較
RX450hLと新型TXはどちらもレクサスの3列シートSUVですが、その設計や性能にはいくつかの違いがあります。RX450hLは2017年にレクサスが初めて投入した7人乗りSUVで、既存のRXシリーズをベースに車体を延長し3列シートを追加したモデルです。一方、新型TXは、最初から3列シートを前提に設計されたSUVで、より広い室内空間と快適性を重視しています。
まずサイズ面では、RX450hLが全長5,000mm、全幅1,895mmに対して、新型TXは全長5,160mm、全幅1,990mmとさらに大きく設計されています。この違いにより、新型TXは3列目シートにも十分なスペースを確保し、長時間の移動でも快適な座り心地を提供します。
また、パワートレインにも差があります。RX450hLは主にハイブリッドシステムを搭載しており、静粛性と燃費性能に優れています。一方、新型TXは、HEVに加え、3.5L V6 PHEVを採用しており、環境性能とともにパワフルな走行性能を実現しています。
デザインの面でも、RX450hLは既存のRXシリーズの延長として設計されているのに対し、新型TXは完全に新しいプラットフォーム(GA-K)を採用。空力性能や最新技術が組み込まれている点が特徴です。このように、新型TXはRX450hLを発展させたモデルと言えますが、北米市場限定モデルであるため、日本での入手は困難です。
項目 | RX450hL | 新型TX |
---|---|---|
発売年 | 2017年 | 2023年(北米限定) |
全長 | 5,000mm | 5,160mm |
全幅 | 1,895mm | 1,990mm |
プラットフォーム | RXシリーズを基に延長 | GA-Kプラットフォーム |
パワートレイン | ハイブリッド(HEV) | 2.4LターボHEV、3.5L V6 PHEV |
3列目シート | タイトなスペース | 十分な居住性 |
特徴 | RXの延長モデルとしての設計 | 専用設計で快適性と最新技術を搭載 |
市場 | 日本の中古車市場で購入可能 | 北米専用(日本では未発売) |
7人乗りを選ぶ際の注意点と選び方
7人乗りSUVを選ぶ際には、車両の特徴や用途を明確にすることが重要です。まず検討すべきは、3列目シートの快適性です。家族や友人を乗せることが多い場合、大人が快適に座れる広さがあるか、シートの配置が適切かを確認しましょう。一部の7人乗り車両では、3列目シートが子供向けのサイズである場合もあります。
次に、荷室スペースの柔軟性を考慮することが大切です。7人乗りは全シートを使用すると荷室が狭くなることが多いため、シートを折りたたんで荷室を拡張できるかどうかをチェックしてください。また、荷物の積み下ろしがしやすいデザインであることも重要です。
燃費性能やメンテナンス費用も選択の基準となります。大きな車両ほど燃費が悪くなりがちですが、ハイブリッドやプラグインハイブリッドを搭載しているモデルであれば、その点を補える場合があります。また、先進安全技術が搭載されているかも確認しておくと安心です。
最後に、自分のライフスタイルや用途に合った車を選ぶことが重要です。たとえば、頻繁に長距離を移動する場合は、快適性や燃費性能が重視される一方で、都市部での利用が中心であればコンパクトで取り回しの良い車両が適しています。新車や中古車の選択肢も含めて、多角的に検討することが満足度の高い選択につながります。
レクサスの7人乗り車購入の選択肢まとめ
レクサスの7人乗り車を購入する際には、現在購入可能なモデルや市場状況を正確に把握することが重要です。レクサスは高級SUVブランドとして、多人数乗車に対応できる3列シートモデルをいくつか展開してきました。ここでは、日本市場における購入可能な選択肢を中心に整理し、参考情報として海外市場向けモデルも簡単に触れます。
RX450hL
RX450hLは、レクサスが初めて発売した7人乗りSUVです。このモデルは、2017年から2021年まで生産され、レクサスRXをベースに全長を延ばして3列シートを追加した設計が特徴です。ハイブリッドシステムを採用し、高い環境性能と静粛性を両立しています。
RX450hLは現在、新車での購入は不可能ですが、中古車市場では比較的多くの車両が流通しています。中古車選びの際には、走行距離やメンテナンス履歴を確認し、信頼できる販売業者を選ぶことが重要です。
新型TX(参考情報)
新型TXは、2023年に北米市場向けに開発された3列シートSUVです。このモデルは、広い室内空間や最新のパワートレイン技術が特徴で、2.4LターボHEVや3.5L V6 PHEVが選べる点が注目されています。3列目シートの快適性が向上し、大人数での移動に適した設計となっています。
しかし、新型TXは北米専用モデルであり、日本市場では未発売です。個人輸入を検討することも可能ですが、輸入コストやメンテナンスの問題が発生するため、日本での使用を前提とする場合は慎重な検討が必要です。
その他の選択肢
レクサスのSUVラインアップには、RX450hLや新型TX以外にも、7人乗り仕様が選べるモデルが存在します。その中でも注目すべきはLX600です。このモデルは日本国内で購入可能な7人乗り仕様を提供しており、高級感とパフォーマンスを兼ね備えた選択肢となっています。
LX600の7人乗り仕様
LX600では、以下の7人乗りモデルがラインアップされています。
- LX600 (7人乗り):12,500,000円
V6 3.5Lツインターボエンジンを搭載し、AWD(4輪駆動)を採用。高い走行性能と快適性を両立しています。 - LX600 “OFFROAD” (7人乗り):12,900,000円
オフロード性能に特化した仕様で、悪路での走破性を求める方に最適です。7人乗りとしてファミリー用途にも対応可能です。
これらのモデルは、大型SUVとして広い車内空間を提供し、3列目シートも快適に設計されています。特に、大人数での長距離ドライブやアウトドア用途に適しており、用途に応じたカスタマイズも可能です。
選び方のポイント
日本市場で7人乗りのレクサスSUVを購入する際の現実的な選択肢は、中古車としてのRX450hLや国内で正規販売されているLX600の7人乗り仕様です。RX450hLは初めての7人乗りSUVとして設計され、比較的手頃な価格で入手可能な一方、LX600は最新の技術と高級感を備えたプレミアムモデルです。それぞれの特徴を理解し、自分のニーズに合った車種を選ぶことが重要です。
また、海外専用モデルである新型TXやGXの7人乗りモデルも視野に入れる場合、並行輸入や将来的な国内販売の可能性について情報収集をすることが必要です。ただし、これらのモデルは日本での正規サポートが受けられない可能性があるため、購入後のメンテナンスやサポート体制を事前に確認しておきましょう。
レクサスRXの7人乗りの魅力と選び方
- RX450hLは2017年に発売されたレクサス初の7人乗りSUV
- RX450hLは全長を延長し3列シートを搭載したモデル
- RX450hLの3列目シートは主に短距離や子供向けの仕様
- RX450hLは静粛性と燃費性能を両立したハイブリッドSUV
- RX450hLは新車としての購入は不可能で中古車のみ流通
- RX450hLの中古車選びでは整備記録やシート状態を確認するべき
- 新型TXはレクサスの北米市場専用の3列シートSUV
- 新型TXは2.4LターボHEVと3.5L V6 PHEVを選べるモデル
- 新型TXの3列目シートは大人も快適に座れる設計
- RX450hLと新型TXではサイズと快適性に大きな違いがある
- 7人乗りを選ぶ際は用途に応じた荷室やシートの柔軟性を考慮するべき
- レクサスLX600の7人乗り仕様は国内で購入可能な選択肢
- LX600にはスタンダードモデルとオフロード特化モデルがある
- 海外専用モデルの購入には輸入コストやメンテナンスを考慮するべき
- 7人乗りのレクサスSUVは用途と予算に応じて最適な車種を選ぶべき